本当に2013年度中に設置した方が得なのでしょうか?
投稿日:2013/12/02
今検討されている太陽光発電、いつ頃設置するご予定でしょうか?
おそらく様々なところで、
「早く設置した方がいい」
という話を聞いていると思います。
その上で、
「太陽光発電システムの価格は下がって行っているんだから、なにも今焦って買わなくてもいいんじゃないの?」
と思っている部分もあるかと思います。
今年度中に太陽光発電を設置したほうがいい理由は3つあると言われています。
国の補助金を給付している、太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)の公開情報を元に計算してみました。
ちょうど1年前の同じ時期で比べるとkW単価がちょうど5万円下がっていますので同様に来年度予測kW単価は
5万円下げています。
来年度予測売電価格は昨年度42円から38円への低下率から計算しています。
■今年度設置と来年度設置の回収期間の差
今年度 来年度(予測)
─────────────────
kW単価※1 43.2万円 38.2万円
kW単価(税抜)41.1万円 36.4万円
kW(全国平均) 4.81 4.81
税抜価格 197万円 175万円
税率 5% 8%
税込価格 207万円 189万円
補助(J-PEC) 9.62万円 0円
補助後 197万円 189万円
売電単価 38円/kWh 34円/kWh
年間売電※2 18.2万円 16.3万円
10年間売電 182万円 163万円
10年後残額 15万円 26万円
11年後売電単価 25円 25円
11年後年間売電12万円 12万円
回収期間 11.3年 12.1年
─────────────────
※1 J-PECの公開情報より
※2 わかりやすくするため、自家消費量0で計算
実際の回収年数はさらに長くなります。
つまり、今年度中に設置すると、回収期間に1年近くの差、およそ10万円近くの差が出ます。
消費税5%のうちに設置するためには、年末までに契約をしないと、間に合わなくなる可能性が出てきます。
お得に設置するためにも、早い段階で見積りをとって、検討を進めて頂ければと思います。
← 国からの住宅用太陽光発電補助金が打ち切られます。 | 太陽光発電の設置前から役立つ『節電術』 → |